妊娠初期のママさん日記(ちょっと汚い表現もありますので、お読みになる方はご了承ください!!)

ママさん日記 
●6週目●


2月8日(日) ひょっとしてひょっとする??!!!

今日は朝からものすごくだるい。
この一週間は胃が痛いし、朝はここ毎日吐き気がする。
何かおかしいな。。。
生理も一週間以上遅れているし。。。
俊に相談しても「お前、また想像妊娠してる。」と相手にしてもらえない。ムキ〜!(いつも生理が遅れると私が騒ぐから、俊は慣れっこ)

俊はゴルフにいってしまってうちにいない。
暇なせいもあったので、薬局で妊娠検査判定を買ってやってみた。

シーン   (検査結果を待つ静かな間)

あれ?線が2本出た。
おっと、説明書きが広東語!妊娠検査は「験孕棒」っていうらしい。うん、何か漢字で大体意味分かる。

1本線 没有懐孕
2本線 巳経懐孕 要注意
あれ?私もしかして妊娠してる?

でもこの2本目の線、ちょっと色が紫色で薄いんだけど。。。怪しい

紫線剛剛懐孕(妊娠したばっかり♪)

うお!妊娠したばっかりってこと!??
えらいこっちゃ!アメリカ製の験孕棒だし、まちがいなかろう!
パニック!!!!

どうしよう、どうしよう、結婚したばっかりなのに。子供は3年ぐらい経ってから作ろうって言ってたのに!

仕事だって、時間数増えてきておもしろくなってきたところだし、
生活も丁度慣れてきたところだし、
広東語できないし、
産婦人科どうしよう!
医者とどうやってコミュニケーションはかるのよ!
お金はどのぐらいかかるの?
疑問がどんどんわいてくる。

とにかく病院探さなきゃ!
ハローページ香港で調べると、近くに日本語で初回検診をしてくれるところがあるのを見つけた。
いつ行けばいいの?
見てみると、「産婦人科へ行くのは遅くても早くてもだめ。2ヶ月から3ヶ月の間に行きましょう」とのこと。
最終月経が始まった日から急いで計算。むむ、じゃあ、あと1〜2週間経ってからいった方がいいのね。
それにしても俊に早く知らせなきゃ〜!!!

電話して早く帰ってきて〜と頼んで、早く帰ってきてもらい、事情を話すと「なんだ〜そんな急ぐ話じゃないじゃん。俺、タクシーで帰ってきちゃったよ」なんていう。
ムカッ
男ってどうしてこうのんびりしてるのかしらっ。
急ぐ話じゃないけど、俊はいつ帰ってくるかわからないでしょう!!
それに私のこの不安な気持ちが分からないのかしらっ(怒)
早速新米パパとママはけんか&険悪状態。
でもお互いにちょっと反省をしてこれからのことを話すことに。
とりあえず、今病院には行けないから、様子を見ましょうということに。
「それにしても、いつできてもいいと思ってたけど、あまりにも早すぎやしないか?」
お互いに深く同感。
4月に新婚旅行も行きたかったけど、丁度不安定期。あ、SHIHOさんの結婚式も。。。トホホ。。。
なんだか全部キャンセルになってがっかり。。。



2月9日(月) ちょっと昨日より前向きに

今日は昨日の自分に反省。
昨日は自分のやることがすごく制限されてしまったのがわかって、がっかりしちゃったんだ。
今日は妊娠したっていう事実を前向きに捉えてみることにした。
早速インターネットで妊娠経過一覧表を検索。自分がどんな状態にいるかを把握した。
私は数えて妊娠6週間目。妊娠兆候が現れ始める時だそうです。月経の停止、微熱、下腹部の違和感、眠気。熱はないけどそのほかはすべて当てはまる。
日曜日はだるくて14時間も寝てしまったくらいだから。
この頃にはエコーで胎児の心臓を確認できるようです。
ってことは、お医者さんに行ったほうがいいんと違う?ハロー香港とちょっと言ってることが違うな〜。水曜日あたり行ってくるか。
インターネットで「パパが協力できること」っていうのもあったから印刷。
俊も初めてパパになるわけだから、もしかしたら、私以上に何も分からなくて不安かもしれない。
ベイビーのために新米2人でがんばろう!!早く妊娠の確認をとっていろんなことを決めなくちゃ!


2月10日(火) 中華料理が食べられない!(TT)

今日はなかなか気分がいい。
でも中華料理は体が受け付けなくなってきた。
妊娠すると嗜好が極端に変わるというけど本当にそうだ。
今日は食べたい食品を買ってみようと思い、CITYスーパーに行った。
「食べたいな」と思ったのは
トマト、わかめ、納豆、ヨーグルト、大根、キャベツ、日本のみかん
さっぱりしたものってことかしら。
最近白米も食べるのがおっくう。お粥にしないと喉を通らない。
そんなわけで毎日3食「お粥・みそしる・フルーツ・野菜」っていうように偏った食生活をしている。
妊娠しているのに、こんなんでいいのだろうか。。。。
インターネット妊娠情報によると妊娠したてのころは食欲が落ちてしまうので、食べたいものを食べた方がいいとのこと。安定期に入ると食欲が一気に出てくるらしい。

それにしても俊の喫煙、そばにいると吐き気がするようになって来た。プレッシャーかけてやる!!




●7週目●


2月14日(土) 情報を収集♪

毎日毎日朝だけつらい。つわりがね・・・。あとは元気なんだけど。
食べ物の嗜好はかなり変わった。
ごはん×パスタ△お粥△うどん○パン○
肉×酒×(酒は飲んじゃいかんか。)
油××チーズ×
ヨーグルト◎トマト◎みかん◎わかめ◎納豆◎
意外にマクドナルドのフライドポテト○油っぽいのにね。
なんか私じゃないみたいだ。何でも食べられる私はどこへ・・・。

最近俊がすごく理解を示してくれるようになった。
ふふ、テーブルの上にさりげなくおいておいた妊娠情報をこっそり読んだみたい。
まだ、赤ちゃんができたばかりで不安定期だから人に言わないでねと言っておいたので俊もきっとだれにも聞けなくて不安だろうな。特に俊なんて男兄弟だから、女の子のことなんて知る環境じゃなかっただろうし、ましてや妊娠なんて、どうしていいかわからないに違いない。女だったら、「いずれ我が身」なわけだから、いろんな話が耳に入るだろうけどね。
でも私も知識として分かっているものの、妊娠してみたら急に不安になっちゃってインターネットで検索しまくり。

学生がせっかく「香港の山に登りましょう」といってくれているのに、断っている。
本当の事情も話せなくて、すごくもどかしい。
香港の山、登りたい!!けど妊娠中にもし山で転んだら、大変だ。本を見ても妊婦は登山は×と書いてあるし・・・くやし〜!!



2月15日(日) 日本で産むか、香港で産むか?

今日は何もやる気がしない。妊娠鬱だろうか??
昼まで寝て、起きても、ものが食べられない。食べ物がプラスチックみたいに思えちゃって食べ物じゃないみたい。口を付ける気もしなくなっちゃう。

今日は一人だったからあれこれ考えてしまった。
仕事どうしよう。病院はどうしよう。新婚旅行は?SHIHOさんの結婚式は?帰国して出産した方がいいのか?

もし帰国して出産するとしよう。
<メリット>
親元でゆっくり安心♪
食事を作らなくてもいい♪←甘い?
日本語で医者とコミュニケーションできるのが安心。
日本食が毎日食べられる。

<デメリット>
大きなおなかで帰国。荷物も持たなくてはいけないから体に負担がかかる。
仕事を中途半端に辞めなければいけない。皆に迷惑がかかる。
俊と離れ離れの生活。立会い出産は絶対不可能。
出産後、生まれたばかりの赤ちゃんを抱き、荷物を持って帰国。

香港で出産するとすれば。。。
<メリット>
仕事をぎりぎりまで続けられ、皆に迷惑をかけなくてすむ。
移動がないから面倒じゃない。自宅でゆっくり出来る。
公立病院なら安く出産できる。
無痛分娩
俊とずっと一緒♪もしかして立ち会ってくれるかも。。。

<デメリット>
日本語で医者とコミュニケーション出来ない。万が一のときが心配。
作りたくないけど、自分で料理を作らなきゃいけない。
出産後、世話してくれる人がいない。
経験者が回りにいない。

ううむ、でも私は子供を香港で産みたいと思っている。

香港には私立と公立の病院があって、どちらも施設はいいみたい。
でも私立なら日本語ができる医者がいる。費用は40万円ぐらい。
公立は費用が5000円ぐらい。(えらい差だなっ)でも広東語か英語がつかわれている。
初産の場合ストレスが少ないように私立の日本語ができる医者に見てもらったほうが、いいにはいいだろう。
でも公立の安さは魅力的・・・。公立病院に行くことになるだろうな。
産後はお母さんに来てもらうか、もし誰も来てくれなかったらメイドを雇うしかないな。(メイドは香港では一般的)



●8週目●


2月22日(日) まずは私立病院へ!

待ちに待った8週目!赤ちゃんが形になっている頃なのでやっと病院でエコー撮ってもらえる!
これを撮ってもらい、赤ちゃんが正常なところで妊娠しているか確認してもらうのだ。(もし正常なところではなかったら母子共に危険!)
昨日(土曜日)病院予約をした。月曜日から金曜日は日本語サービスがあるけど土曜日だったので英語で予約しなければならなかった。(あ〜さっそく、自己嫌悪)
でも何とか予約に成功。

今日、香港島の私立病院、港安病院(アドベンティスト)に行った。公立病院へ行くにはまずエコーの赤ちゃんの写真と私立病院の紹介状が必要なのだ。俊にも一緒に来てもらったよん。
まずは玄関から入る。
ん?そこにはマスクをした看護婦さん。消毒液で手を洗わされ、マスクをつけるように指示された。
SARS対策みたい。
今年SARSは出ていない香港だけど、病院には緊張感がありました。
体温も測らされ、玄関で結構時間を取られた。
その後、受付へ。予約のときに何か保険を持っていたら持ってくるようにといわれたけど、妊娠に関しては海外保険は利かないみたい。
体重測定、血圧検査、尿検査をこなす。それからウォン先生という先生に診てもらった。
つわりの状況や、病歴の確認をされ、妊娠検査についての説明をされた。最初は英語で何とかできたけど、「今日はエコーの写真をもらい、公立病院への紹介状を書いてほしい」とか「今日はどんなことを他にするのか」と言うことは日本語通訳が付いてくれ、説明してくれた。ウォン先生はすぐ納得してくれて、さっそくエコーの順番を待つことに。
産婦人科初めてであろう俊は子供を見てブルーになっている。私も子供は好きだけど、ちょっとブルーはいった。
子供って落ち着きないよね。あっちうろうろこっちうろうろ。言う事も聞かないしわがままだし、うるさいし、好き嫌い激しいし、だめだって言うことをするし・・・。
よその子供と一緒に遊ぶだけならいいけど、自分の子を育てるとなると大変だろうな〜。
「ブルーだね」二人でうなずきあった。
「でも、こんな子供じゃなくて、あんなおとなしい子供だったらいいね」
病院にいる、うるさい子とおとなしい子を比べてしまう。
「女の子ならいいな、手がかからなそう。」
「男の子は泣くって言うし。。。」
新米パパとママは慣れない環境で勝手なことを言っております。

待つこと40分。ちょっと疲れてきたので「まだですか」と催促をすると、すぐ順番が回ってきた。
エコーを取ってくれたのはステファニー先生。先生は若い女性で日本語がお上手。
「初めての妊娠?」
「結婚してすぐ子供で来ちゃった?でも子供は早い方がいいわよ!」
「何人子供ほしいの?」などと本当に明るい質問をしてくれた。私の気分も明るくなった。
エコーっておなかの上から撮ると思ってたら、子宮の中にカメラを入れて撮るのね。(涙)子宮ガン検診をした時のようにあれは嫌な感じだ〜!!そこで先生
「ご主人を呼びましょう♪」え、こんな体勢なのに?ちょっと恥ずかしい。。。
俊は呼ばれて部屋に入ってきた。

「これが赤ちゃん」
見ると、丸い子宮の中にお豆みたいに赤ちゃんが!
「ここが頭、ここがおしりのほう」と説明してくれる。
「位置も正常ですよ」
それを聞いてほっとした。ちょっと涙。
「これが赤ちゃんの心臓音」
ドクドクドクドク!すごい速さで赤ちゃんの心臓が鼓動している。ちっちゃいのに、心臓すごく元気!!感動して涙がじわ〜っとなった!!
本当におなかに赤ちゃんがいるんだ〜!!これから赤ちゃんが生まれるんだ〜!!突然すごく実感した。

部屋を変えてステファニー先生が公立病院への紹介状とエコーの写真をくれた。薬はカルシウムやビタミン剤を出してくれた。赤ちゃんが生まれるんだから普通以上に栄養を摂取しないとね!それに女の人は一人産むごとに一つ歯を失うぐらいカルシウムを取られるっていうし。
「これから、ジャンクフードやスナック、甘いものは食べてはいけません」
うう、夜の楽しみが〜!でも赤ちゃんのためなら、お菓子のかわりにわかめ食べてもいいわ!

妊娠すると女の人は糖尿病になりやすいんだって。きっと甘いものを食べてはいけないのはそういうことなんだと思う。
昨日は心配で夜寝られなかったけど、今日はなんだか前向きになれた。俊もその日のランチ、禁煙席に座ってくれた。(自らだよ!)
俊も気持ちが変わっているんだ。最近は部屋でも気をつけて換気扇の下でタバコを吸うようにしてタバコの煙を出さないようにしているし。とってもありがたいことです。
今日は450HK$ほどですみました。



2月23日(月) これがあの!?

いつもよりつわりがひどい気がする。朝はいつも「おえっ」となっていたけど、今日は本当にトイレで吐いた。これがドラマでよくあるつわりねっ!冷蔵庫は天敵!開けるとその臭いでかなり参る



2月24日(火) 作戦失敗

今日もひどいつわり。吐くのが嫌だから、即効食べて横になってみた。ふふ、毎日朝吐くわけだから、昼なら吐かずにすむだろう。仕事もないから昼まで2度寝した。つわりは空腹時にひどくなるから、少し食べて寝て起きれば完璧攻略?と思いきや、昼起きてからもつわりに悩まされた。とうとうトイレ行き。え〜ん、無駄なことをした。一日に1回絶対つわりは逃れられないのね!
それにしても病気じゃないわけだから、体はピンピン。なのに吐く。吐いた後はすぐご飯も食べられる。これがすごい変な感じ。吐いてる自分はものすごく惨めに思える。妊婦って情けなくて汚いな〜。これから夏。どう乗り切るんだろう。


2月26日(木) 私立病院(TT)高い

今日はおりもの検査の結果が出るので病院へ行ってきた。
向かう道中、車の中でちょっと気分が悪くなった。俊もいないし(出張中)なんだか一人は心細いけど、気持ちを強く持って望まねば。
体重を量ったら少し減っていた。最近あまり食べられないからかもしれない。
「最近つわりもひどくなったし、痩せちゃったんです」と言うと、先生は
「つわりのときは痩せる人も多いのよ。でも心配要りませんよ。」
と言ってくれた。カルシウムとビタミンの薬を飲んでね、とのことです。
今日もエコーの写真を取った。
「お母さんはつわりひどいけど、赤ちゃんはすっごく元気」だって。
ははは、しょうがないか。
つわりと言うのは、お母さんの体が赤ちゃんを認識できなくて異物があると思って体が反応するから出る症状なんだとか。(注1)
体よ。はやく赤ちゃんを認識しなさい!!
つわりのときは少しずつ何回も食事をして栄養をとるように言われました。私は空腹になるとつわりが出てくるので、自然とそういう食生活になっていました。ちょっと安心。
だがしかし!今日の医療費はかかった!!2600HK$くらい!3万5千円ってところ。
新婚若夫婦にはこの出費は耐えられん!!もう、公立へ行きます!

注1)妊娠中のつわりはまだ原因が特に解明されていなくて、いろんなことが言われています。お母さんが赤ちゃんを認識できないためとか、あるホルモンが大量に分泌され、体がついていけないからとか、妊娠初期に赤ちゃんを毒素から守るために、食欲を減退させるとかいろんな説があるみたい。



2月27日(金) 両親に報告(^^)

両親に妊娠を報告。お父さんもお母さんも大喜び!!特にお父さんは私を香港に送り出すときも、電話をしているときも
「早く子供作れ」←結構、嫌なお父さん
ばっかりだったから、喜びもひとしおかしら。
兄弟も後からメールでお祝いメッセージをくれた。いままでは病院に行ってなかったから、もう少し落ち着いたら話そうと思っていた。やっと報告が出来てすっきり。
お母さんはすごく心配してたけど喜んでくれた。きっとお互い涙目だったと思う。出産のときも香港に来てくれるって。よかったあ!!



2月28日(土) 酒が飲めない!(TT) 

今日は同僚と食事へ行った。日本料理って言うことで、わくわくしながら行った。中華だったらパスだもんね〜!でもDちゃんはちゃんと分かってくれているんだよね。妊娠のことは学校関係者には授業などを管理しているDちゃんにだけ話した。授業これから減らしてもらわなきゃなんないしね。話したら喜んでくれて、いろんなことに気を遣ってくれるようになった。まだ皆には秘密。安定期に入ったら話すよ〜!!そんなわけでDちゃんは配慮して日本料理屋にしてくれたのかもしれない。テーブルに着いたときも、Dちゃんは喫煙するときに少し離れたところでタバコを吸ってくれた。何にも言わないけど配慮してくれた。お酒を飲むときもあまり飲めないことを分かってくれて、気を遣ってくれた。本当にありがとう。。。感謝でいっぱいだったよ。(TT)
でも辛かったのはその酒。おいしい料理にお酒は合うでしょう!!今日は寿司とか出たから、冷酒飲みたかったよ〜!!(TT)
でもママは妊娠中はグラスいっぱいの弱いお酒しか飲めません。
それなのに今日の店はサービスがよくて、じゃんじゃんショットグラスでお酒を持ってきてくれた。
くー!飲みたい!!しかもミント系のカクテル!一気したら喉越しよさそう〜!!ちょっと口つけて他の人にあげてちゃった(TT)
妊婦はなんでも我慢我慢!!
皆私がお酒飲まないのを見て、あれれ?結構飲めないのね?なんて感じで見てた。飲めるみんながうらやましいぃ〜!!



●9週目●


3月1日(月) 朝の授業はつらいわ

今日はGEOS。つわりが辛い〜!まだ周りの人には話してないから「うっぷ」とかやるわけにはいかないから、「うっ」ときたらせきしてごまかす。
BABYは順調のようでつわりがひどい。(つわりがひどいときはBABYが元気なんだと思って耐える。)
今日は焼きそばを作ってみた。油っぽいものだけど食べられた。少しずつ食べられるものを増やしていかないと。栄養が偏ってしまう!でもなかなか食べられない・・・。



3月2日(火) 友達にご報告

よく連絡を取っている友達2人に妊娠を報告。2人もお祝いしてくれた。そのうちの一人は出産したばかり。かわいい盛りらしくうれしそう。
ここでその友達と意見が一致したのは、男の人(だんな)には妊娠の話をしても真面目に考えてくれるような期待は出来ないってこと。
これは男の人への悪口じゃなくて、圧倒的に共感できる部分が少ないからしょうがない。

例えばこんなとき、男の人と女の人では答えが違う!
妊婦「今気分が悪い〜。つわりだ〜」
男「そう?大丈夫?じゃあ、会社に行ってきます」(自分では手に負えないことだと思っている。でも実際そうだからいたしかたない。)
女「大丈夫?食べられる?横になってなよ。あったかくして寝たら?つわりのときはさっぱりしたものがいいんじゃない?うどん食べる?」(女の子は妊娠に対して情報量がある。対策も練ってくれたりするだろう。)

「今日何も食べたくない〜。」
男「そうか。じゃあ、オレ一人で食ってくる」
女「そう?じゃあ、軽めのものを作っておくから食べられたら食べてね。何か飲む?」

「一緒に産婦人科行こう」
男「うん。。。」といいつつちょっとびびる。(切り出す前から「一緒に行くよ!!」と言う人はあまりいないと思う。)
女「いつ?」

もちろんこの「女」みたいにしてくれたら、妊婦はとっても楽。「男」の反応は妊婦にとっては正直物足りない。
でも私は男性になにも女性のような反応は求めない。この「男」だって、すごく協力的だと思う。男にしては。
男性は圧倒的に妊娠に対して情報量がない。だからきっと苦手意識もあるし、どんなもんか想像も付かないんだと思う。
きっと子供のいない男性にとって産婦人科なんて、女にとって「男子トイレに入っちゃった」くらい落ち着かない場所であろう。
実際俊は「男」のような反応だったわけだけど、私はとっても感謝している。
情報がない人は気を利かせられない。何をしていいかわからないのだから。
じゃあ、勉強してよ!といってもいいかもしれないけど、わが子を待望している男性じゃなければとりかかるまでに時間がかかる。
すぐに勉強してくれるもんでもないでしょう。。。
だから私は言いたい。妊娠したからといってすぐ男性がやさしくあれこれ気を回してくれるなんて幻想は捨てるべし!
逆に男の人のほうが妻が妊娠して不安かもしれない。優しくいたわるべし。!!
男性は説明して頼まないとやらない。女性はやってほしいことをわかりやすく説明するべし!
男性に心の不安や心配を話しても、共感するコメントを期待できない。愚痴を聞いてもらったらよしとするべし!
男と女はやっぱり違う生き物。
そんなことを妊娠で学んだのでした。

妊娠してもう一つ友達と共感したことがある。
赤ちゃんを待望していた女の人は別かもしれないけど、妊娠したら感動・喜び・胸いっぱい満たされた気持ち♪っていうのはほとんどない。私は子供が嫌いなわけじゃないし、もちろん子供がいたらいいなあと思っていた。でも実際妊娠して、最初、赤ちゃんができたとわかっても、いいことは浮かんでこなかった。不安、心配、そんなことばっかり。結婚しているにもかかわらずこんな状態だ。つらいつわり、集中力の欠如、だるい体、いつも張っているおなか。あれしちゃだめこれれしちゃだめの窮屈な生活。仕事を持っている人は一時的にでも断念せざるをえないくやしさもある。
でも、まわりが祝福してくれると、ちょっと気持ちが変わってくる。周りに祝福されてはじめて「あ、子供できてうれしいかも」なんて思ったくらい。今はもちろん家族が増える!とか俊と私の子が出来る!とか大きくなったら何しよう!とか妊娠をプラスに考えることが多いけど、妊娠初期のこのブルーな気持ちをわかってほしいな。。。


3月3日(水) いざ!公立病院へ!

今日は朝から公立病院へ行ってきた。香港島の西にあるQueenMaryHospital。(以下QMH)そこは俊の職場からも近いしうちからも比較的に近い。ここで産むことにした。しかし、公立病院の場合、QMHに行くのは出産の時だけ。それまでの検診は賛育病院という近くの病院で行われる。(主治医は決まってないんじゃないかな。流れ作業出産っていう感じになると思う。)だから今日は賛育病院へ行った。8時45分からと言っても早く行けば早く番号札がもらえて待ち時間が少なくなるため、30分早く行った。思惑通りうまくいき、4番をゲット!早く終わったらGEOSに行かなきゃ!
今日はだいたい40人ぐらいの妊婦さんが集まった。中にはご主人と一緒の人も結構いてうらやましかった。香港の男性は街を歩いてるときでもそうだけど女性にぴったりと寄り添う。肩を抱いたり腰に手を回したり、大切に大切に扱う。まるで欧米のよう。受付をするときも男性が働いて女性は座ってればいいよ!って感じでつくしている。とってもうらやましい。
俊がそんな風に優しくしてくれたら・・・。ん〜想像してみたけど、俊にそんなことをされたら、かえって落ち着かないわ。

IDカード、俊のIDカード、私立病院の紹介状を持って、受付を済ませたら、最初にビデオを見せられる。。
私と欧米人が1人、インド人が3組(それぞれとってもやさしそうなご主人と)シンガポールっぽい人が1人、別室で英語版のビデオを見た。日本人は私一人だった。(超不安)
1本目のビデオの内容はQMHの説明と賛育病院の紹介、病院ツアー、行われているマタニティー教室。それに緊急時は賛育病院ではなくQMHに連絡することなどだった。分娩後、なんとQMHは3日で退院させられるらしい。というのは香港は無痛出産がほとんど。女性の体にあまり負担がかからないのだ。その後は自宅静養となる。
2本目のビデオは、血液検査とダウン症検査の説明。血液検査はHIVに万一感染していたとき、どうするかなどの説明。ダウン症検査は高齢出産の場合に出産する確率が高い。またもしダウン症の子供だった場合どうすればいいかなどの説明であった。
英語は文字も出しながらの説明だったし、映像があるからなんとなくどんなことを言ってるのかわかった。(つもり)

その後、血液を採取。短めの試験管に4本も血を採られた!!(貧血症なんだから勘弁して!)しかも注射針を指したとき、血管に当たらなかったらしく、ぐりぐり針で探られて痛いの何の!!マジ勘弁!!そんな採血でした。

その後、絶対聞かれるのは、「何歳で生理が始まったか」「普段の生理の周期」「普段生理は月何日間」「妊娠がわかって最後の生理はいつから始まったか」。これは私立病院でも公立病院でも聞かれました。それだけでもう予定日が決まっちゃう。私のBABYの予定日9月30日。他にも私立病院では病歴、主人の身長体重なども聞かれました。公立病院では「タバコは吸うか」「お酒は飲むか」「主人はタバコを吸うか、お酒を飲むか、主人のタバコ暦は何年か」などかなり具体的。その後ダウン症検査を受けるか受けないかを決め、サインをしました。

ここまでは流暢な英語を話す看護婦さんがやってくれる。今日はお医者さんは現れなかった。
最後に次の診察日を指定され、今度はお医者さんが診るとのことです。
IDカードを返され、お金を取られることなく、済みました。ダウン症の検査も無料とのこと。日本でやったら高いらしいけど。
結局終わったのは12時でGEOSには行けなかった。がんばって早起きしたのに〜!!


●10週目●


3月8日(月) 町のにおい

妊娠して感じる事は、街中は住みにくいなあということ。
うちの周りはとてもにぎやかで、レストランとかスーパーとかも近くにあるし、バスや車やタクシーの通りが激しいところ。
まず、以前は気にならなかったけど、うちの窓を開けると中華料理のにおいが入ってくる。それでつわりがひどくなるから開けられなくなった。外に出ると車の排気ガスをものすごく感じて気分が悪くなる。人がいっぱい歩いているのを見ても目眩がする。スーパーに行くとドリアンのにおいがたまらない。魚のにおいとか肉のにおいもすごく気分が悪くなる。もう街市(市場)には行けなくなった。それで日系のスーパーに行くようになった。
私、前は何も感じなかったのに。。。今までが相当鈍感だったのだろうか。。。
日本人で敏感な人はよく香港の街のにおいは駄目だ、街市も行けないといっていたけど、その人の気持ち今はわかる。
Yさんが妊娠に関する本を持っていたので貸してくれた。それを毎日繰り返し読んで自分を励ます。(Yさん非常感謝)
本によればあと一ヶ月ぐらいでつわりは終わる。ファイト!!


3月9日(火)公立病院 2回目

今日、また賛育病院へ行ってきた。
まずは持参の尿で尿検査。容器も自分で用意だから、ちょっと不便。体重、依然変わらず・・・。ちょっと心配。血圧も測る。

今日は先生に会う。先生ははじめて「男」の先生だった!!
私が日本で子宮ガン検診(25才過ぎたらやっとけ!と言われたのでやってみた。)をしたときも女医さん。私立病院でも女医さんだった。でも今日初めて男の先生。ちょっと緊張〜
でも断るわけには行かないし、そのまま診てもらった。
でもこの男の先生は若くてすごく熱心で親切。そしてすごい気を使ってくれる。
まずは「これが始めての妊娠ですか」から聞かれる。
「妊娠は計画的なものでしたか」「避妊していましたか」など、具体的なことも聞かれる。ちょっと恥ずかしい・・・。
「ご主人の月収は」「どんな職業」などちゃんと子供を育てられるのかという環境も聞かれる。
それから「子宮ガン検診をしたことがありますか」「家族に糖尿病の人はいませんか」など病気についても聞かれる。
全部英語で(TT)分からないこともたくさんあったけど、質問すれば丁寧に教えてくれた。筆談をしたり、あらかじめ調べておいた妊婦用語などを持っていったりしたから何とかなった。よかった〜!!漢字の筆談はやっぱり大きいよ。日本人でよかった!

その後ベッドに寝かされて、胸の発達や子宮の大きさをチェックされる。これは超音波写真ではなくて先生が直接触るので恥ずかしかったけどしょうがない。妊婦はこんな風にきれい事では済まされないのでしょう。。。プライベートも何もかも先生を信頼して見せなければいけないのです。でも先生はとても気を使ってくれる。「これから触りますよ。」「大丈夫、リラックスして」「これからこうしますから心配しないでください。」など、体に障る前にどんなことをするのか説明をしてその通りにする。これは女医さんには見られない行動だ。女医さんは診察だからと、てきぱきとすすめていく。こんな説明なんかは事前にゆっくりしない。
診察と待ち時間でかかった時間は1時間ほど。公立病院は込んでいて並ぶというけど、けっこう公立もいいんじゃない?


3月11日(木) 流産??

今日はなんだか調子がいい!朝気分もよかったし、今日は中華料理も食べられた!心身ともになんだかすっきりしていて、買い物もたくさんしてしまった。あちこち歩き回っていろいろなものを見て久しぶりにFrancfrancに行ってぶらぶらするくらい余裕だった。
4時ごろうちに帰ってトイレに行くと「!!」なんと出血していた。
頭はパニック!!
どうして?どうして?
おととい病院に行ったばかりで順調って言われたばかり。今日ずっと食べていなかった中華料理を急に食べたから?いや、今日いつもよりたくさん歩き回ったから?
「流産」の2文字が頭によぎる。
急いでYさんに借りていた妊娠の本をもう一度読む。
「妊娠初期の11週目くらいまでは、流産の危険が高く、出血している場合はその恐れがあります。出血は量の多少を問わず病院へ行くこと。」
「流産」の2文字がいっそうはっきりと頭に浮かんだ。とにかく病院へ行かなくちゃ!!
幸い今日は授業がない。慌てて用意をして病院へ行った。

地下鉄の中では不安でいっぱい。目に涙が浮かんできた。一生懸命上を見て涙をこらえた。
でも病院の受付に行ったとき、看護婦さんに説明できなかった。完全に頭が真っ白。
「今日予約はないんですけど。。。」その後「突然出血したから見てほしいんです」って言いたかったのに英語が分からない。
「出血」ってなんていうんだろう。慌てて飛び出してきたから英単語を調べてこなかったんだ。「blood」かな。でもこんなんじゃきっと分かってくれない!!
そう思った瞬間、だーっと涙が出てきた。私があまりに異常だったので看護婦さんが心配して「OK、じゃあ、病院のカードを見せて」と言った。
かばんの中を探すも気が動転していてなかなかカードを探せない。
今までこらえていた涙が一気にあふれてきて嗚咽も漏れた。周りの人も何事かと見ている。
でも、私の赤ちゃん死ぬかもしれない!っていうことが頭を離れない。
それなのに私は何にも説明も出来ない。泣いてる場合じゃないのに、泣いてて混乱してしまった。
やっとこさ紙にボールペンで「出血」と書いた。看護婦さんは私が何で泣いているのか察してくれたようだった。
「わかりました。じゃあ、体重と血圧を測って」と言っていつものように測った。体重はそのままだったけど血圧は上がり気味。その後すぐお医者さんに通された。
どのぐらい出血したのかを説明して、診察台に上がり見てもらった。不安で不安でどうしようもない。

お医者さんはなんていうだろう。最悪の状況も考えながら待っていた。でも意外なことに
お医者さんいわく「心配ないですよ」
赤ちゃんもちゃんとした位置にいるし、正常とのこと。
「痛みはないでしょう」
「はい、ありません。でも出血は異常なことですよね」
「〜(何か説明している。英語力がないから聞き取れない)時々そういうこともあるから心配しなくてもいいですよ。もしまた出血したらクイーンメリー病院へ行ってください。現時点では心配ないですよ。」
先生が私の肩をぽんとたたいた。少し安心した。
先生に会うまでずっと泣き通しだったので周りの看護婦さんはたいそう心配して、診察室から出ると、「あんた大丈夫だった?」みたいな感じで声をかけてくれた。
「はい、ありがとうございました。」今度はほっとして涙が出てきた。

でもどうして出血したんだろう。帰ってまたいっぱい泣いた。そのあとちょっと冷静になれたのでインターネットで調べてみた。すると、なんと生理の可能性があるとのこと。妊娠しても生理の予定日に出血が続く人もまれにいるらしい。きっとホルモンのバランスがまだ安定してないのでしょう。それならいいんだけど・・・。
でも気を抜かないで経過を見守らないと。本当に流産しちゃったら、嫌だ!!


3月12日(金) まだ出血は続く・・・

朝は出血してなかったけどジャスコの授業を終えてトイレに行ったらまた出血。といっても鮮血ではないけど。
やっぱり大きい病院へ行こう。
分娩を行うときだけ行くはずのクイーンメリー病院。まさかその前に行くことになるとは・・・。
産婦人科に行くと、ここではなくて緊急病棟へ行けという。ますます不安になってきた。
受付をして100ドル払って待つこと一時間。名前が呼ばれ、検査室へ。
今日は私、昨日のパニックがうそのように冷静。

昨日は夜もずっと泣いていた。一人になって考える時間が少しでもあると、流産の不安ばかり頭に浮かんできて理由もないのに涙が止まらない。
でも俊がずっと慰めてくれた。
「子供がちゃんと生まれてくるかどうかなんて本当にくじみたいなもんだから、考えてもしょうがないよ。成り行きに任せよう。」
確かに妊娠初期、お母さんが流産する確立は1割と高いのだ。その原因はほとんど赤ちゃんにあるということ。

今日は2度目の診察だし、聞かれることも説明もほとんど昨日と同じだから落ち着いて診察を受けられた。
はじめは女医さんが検査してくれた。それから赤ちゃんのエコーを取ってくれた。
赤ちゃんは元気かな?
見ると、この間見たよりも、形がはっきりしている。前は頭とおしりのほうしか見られなかったけど、今日は頭、おしり、手、心臓まで見られた。それで赤ちゃんの様子はと言うと、それがなんと超元気!!
「swimming !」と先生にも言われた。本当だ。泳いでる!心臓もすごくはっきり鼓動しているし、手もパタパタ動かしていて、どっから見ても健康優良児!
クリオネみたい〜♪って、さっきまで心配でたまらなかったのに、エコーを見て私も一緒に元気になっちゃった。
「cute !!」と言われて、ちょっとうれしかった。
そしてこの先生も「心配ないですよ♪」というのだ。

でも出血しているんだよ。。。普通じゃないじゃない!!
もう頭を抱えてしまう。でも「月曜日、またいらっしゃい。妊娠初期専門の病棟で見てみましょう」ということ。なんか安心した。
本当になんにもなければいいけど。。。



●11週目●


3月14日(日) 今度は微熱!

今日は朝からけだるい。熱を測ってみると、なんと微熱がある!!もう!最低!(TT)
流産の兆候は出血と発熱と鈍痛。そのうち2つがそろちゃったわけだ!私本当に流産かな。また朝から涙。
俊も体がだるいと言う。熱を測ってみると、これまた微熱あり。ちょっと笑えた。
夫婦そろって、なんなのかしら。。。


3月15日(月) 異常なし!!(^▽^)

ジオスを休んで(くそ〜)QMHへ。今日は妊娠初期専門病棟で詳しく調べてもらう。
朝まず100ドル(安いね。1500円)払って受付へ。
それからひたすら待つこと1時間。個室で女医さんに見てもらった。
どんな症状なのか話した後、いつもの生理の周期、月に何日間生理があるか、生理のときに服用する薬、ピルを使用しているかなど詳しく詳しく聞かれ、内診を受け、レントゲン室へまわされた。また待つこと1時間。特別な超音波なのか?それでおなかの辺りを見てもらった。女医さんはいつもより丹念におなかの辺りを調査して、「うん、赤ちゃんも順調に大きくなってるみたいだし、心配要らないですよ」と言った。「昨日、微熱があったので心配したんですが」というと、「微熱なら心配要りませんよ。普通普通。」ときっぱり。う〜ん。昨日の心配は・・・。
「これから賛育病院の先生に検査結果は異常なしという手紙を書きますから持っていってください」
その手紙をもらうのに待つこと1時間。もう疲れた。。。でも、異常なしと3回言われたから、もう大丈夫だと思う。自分でも納得。あまり心配しすぎるより赤ちゃんが大きくなっている!っていういいことを信じて、栄養のあるものをたくさん食べてがんばらなくっちゃ!
夜、俊に報告すると、喜んでた。
「でもあの出血って生理かもしれないんでしょう?じゃあ、もう1回したら、また子供できるかな?子供2人。つわり2倍」
もう、俊は変なことばかり考える!!

心配だから親にも相談していた私。病院で異常なしという診断がでたよ!と報告するために電話したら、うちは皆心配して、お母さんが香港へ行く計画まで立てていた。お騒がせしました〜!!


3月18日(木) 賛育病院

最初に出血したときに駆け込んだ病院に、出血の後一週間経ったら来なさいよって言われていたから、QMHの診断書を持って行った。
今日の先生はまた違う先生。前は真面目で誠実そうな男性だったけど今日は明るくて元気そうな男性の先生。本当に公立病院には担当医はいないね。
どういう風にやっているかというと、コンピューターのオンライン管理+患者の個人ファイル。
コンピューターは病院で共有して見られるようになっているらしいので、担当者が変わっても患者の診察暦がちゃんと分かると言う仕組み。それに個人ファイルにはコンピューターに書き込んだ内容を1回1回印刷し、はさんであるから、もしコンピューターがダウンしても、そのファイルさえあれば大丈夫。
QMHからもらった手紙を担当者に渡すと、「もう出血は止まりましたか」と聞かれた。はいと答えると、じゃあ、今日は赤ちゃんの心臓を聞きましょう♪と言うことでおなかにメガホンのようなものを当てて心臓の音を聞いた。
「うん、元気元気!」
診察終了♪あっけないけど、赤ちゃんが元気だって言う言葉は何回聞いてもいいわ♪


3月20日(土) ダウン症検査

最近は病院ばかり行っているわ・・・。今日は無料でダウン症の検査を受ける。私たちみたいに海外に住む外国人は子供がダウン症だったらどうなるんだろう。ダウン症は1000人に1人という結構高い確率で生まれてくる染色体異常の子供だ。顔が他の子と違うのでわかる。高齢出産になればなるほど確率が高くなる。私はまだ若いけど確率がないとはいえないから心配だ。朝9時に病院へ行って、超音波写真を撮る。多分、顔の形とかで判断されるんだろうな。超音波写真を撮っているとき、おなかのわが子は、めっちゃ、はしゃいでいました。まだ胎児のくせに体をバタバタさせ、顔も上を向いたり下を向いたり。口も開けて笑ってるみたいな感じ。ケラケラ笑い声まで聞こえてきそうな様子。
ああ、何て落ち着きがないの!!なんか生まれた後が心配になってきた。この子はきっとうるさい子だわっ。



●12週目●


3月22日(月) いつになったら

今日は今までで一番ひどいつわり。一日中トイレにいた。GEOSの授業も集中できず、帰ったら小学校以来の偏頭痛まで起きた。夜から授業なのに〜。12週と言えば、子宮の中の胎盤が完成して、つわりが落ち着いてくると言われているのに、まだまだ終わりそうにない。いつになったら、ご飯がもりもり食べられるようになるのかな(TT)でもなぜか仕事のときはちゃんとできるのよね〜。不思議だわ・・・。


3月23日(火) あれれ?

昨日のひどいつわりとは対照的に今日はうってかわって体調がいい〜!!体も少し軽くなったし、頭も痛くない。
昨日は出口の見えないつわりトンネルと思っていたけど、こりゃ、終わるか!??


3月26日(金)結果

今日夜の授業の前にポストを覗くと、一通の手紙が。賛育病院のダウン症検査の結果だ!
緊張しながら開けてみると、一枚の紙に英語の文が。結果は正常とのこと。ふうう。順調に育てよ!タマゴちゃん!


3月27日(土)ぽっこり

最近つわりが落ち着いてきた気がする。今日は朝吐かなかった。(吐き気はあるけど)私の下腹はちょとぽっこりしてきた。つわりで体重が落ちて、3キロマイナス。それでぽっこりしたお腹だと妊婦体型と言うより栄養失調の子供みたいだ・・・。タダでさえ、上半身にボリュームないのに〜!!うむ〜。そろそろマタニティードレスの購入を考えなきゃ〜!!
昨日の夜は頭にぽか〜っと「ハム」が浮かんだ。「ハム食べたいな〜」お!食欲も出てきたか!?いままで肉が食べたいなんて思ったことなかったのにこれは進歩!!

学校へ行くと、同僚のK先生が「これ、よかったら、着て」と言って洋服をくれた。うちに帰ってみてみたら、マタニティーのスカートだった!!びっくり!K先生間違えて以前買っちゃったんだって。だから私に。とのこと。本当に「買わなきゃな」と思っていたときに丁度プレゼントされたから、びっくり!K先生ありがとうございます(TT)




●13週目●


3月30日(火) ダ、ダサい!!

最近はパンツもきつくなってきたほどお腹がぽっこり。それに普通のズボンでは上までチャックが上がらない!!くそ〜限界か??
そこで、そごうに行ってマタニティー用品を見ることに。
日本のデパートだから結構いいのがあるかなと思いきや!何てダサい!!っていうか、マタニティードレスはがんばってもダサいんだろうね。
体型が体型だから。私は上半身がやせっぽっちなので、またこのドレスが合わない合わない!試着してると、店員が「わー、あんたにはちょっと大きすぎるわね!」って感じで呆れ顔。
もう、ワンピースはあきらめた!それでズボンを物色。なんとか2本仕事用のズボンをゲット。これもババ臭いな〜!!ウエストなんかゴムだよ!!(TT)でも着た感じはやっぱり心地いいからしょうがないね。
ブラとパンツも購入。パンツはのびのびでお腹ゆったりだけどこれまたババ臭いんだ!ブラは肩紐をはずして授乳ができるやつ。これは便利!
だがしかし!店員が測ってくれたブラのサイズ、今までよりアンダーバストが10センチもプラスに!これから大きくなるからこんなもんでしょうとのこと。ショック。洋服を買うのでこんなにがっかりしたことは生まれて初めてだよ。
しかもマタニティーグッツは高いんだ!ズボン2本とブラ、パンツ2セットで2000ドル(約3万円)ナリ〜〜〜〜!!これ半年くらいしか着ないのに、くやし〜!!



4月1日(木) カレーもりもり

今週はカレーが食べたくてしょうがない。やっとつわりも一段落か?
料理はしたくないんど、(作ってる途中、においで気分が悪くなって、更に後片付けでお皿を洗っていると、洗剤のにおいで気分が悪くなる)外食ができるようになったのはいいことだ。近くの日本のカレーショップでご飯を食べたり、レトルトのカレーを食べたりして欲求を満たす♪やっぱり俊の子供だからカレー大好き?




●14週目●


4月5日(月) かわいいマタニティードレス

今日は体調がいいから旺角の「女人街」へ。ここは女性のものが安いマーケット。何回か行ったことがあったけど、具体的にほしいものがいまいちなかったから、いつも何も買わなかった。でも今日の目当てはマタニティードレス!!女人街にはマタニティーが豊富ってどこかで聞いたことがあったので、早速ゴー!
本当だ♪種類が豊富〜!!しかもそごうや銅鑼湾のショップに比べて価格は4分の1!!1500円〜3000円でかわいいマタニティーがいっぱい買える!仕事用の黒いワンピースと普段用のワンピース一着ずつ、それからズボンの時に着られるカジュアルな夏用の服も買った。わ〜い!!こんなに買って5000円ぐらい!うれし〜!!
それから白い巨塔とプライドのVCDも2000円ぐらいでゲット!やった〜!!
ビバ女人街!!
4月6日(火) うってかわって体調不良

今日は頭痛がひどい〜!!意識朦朧としながら朝の授業を終わらせ、部屋に帰って鬱鬱し、その後半登校拒否になりながら夜の仕事へ。授業の前、空腹になると吐き気がして困るから、いつも何か適当に胃の中に入れていくけど、今日は食欲も減退するほどの頭痛。何も食べずに授業へ行った。この緊張感からか、授業中はなんとか大丈夫だった。帰ったあとは俊を待たずに寝てやる〜と思いきや、俊が帰ってきたら気が散ってなんだか元気になってきた。
俊は最近ギターを弾く自分に酔っていて「これなら人前で弾ける!」「かっこいい」といって自画自賛。でも結構上手。
平井堅が「大きな古時計」歌ってた時、「あ〜オレのパクリやがった!」と言ってしまえる俊は大物ね。そういえば学生時代そんな歌、歌っていたわね(笑)
今は俊のギターは胎教にいいかもと思って自画自賛してても無視して静かに聞くことにしている。



●15週目●


4月12日(月)初マタニティーデビュー!!

もうそろそろつわりも終わっていい頃。でも一日おきにひどいつわりの波が。。。
今日はまさに津波が来た〜!!
寝たっきりで、白い巨塔見まくりました。
今日ははじめてマタニティードレスを着てみた。
まず、家で慣らしておいてから、心の準備をして外に出よう。。。←マタニティー嫌な人
家で着ていると、さっそくやっぱり俊がなんやかんやとからかう。
「わー妊婦みたい(妊婦だっつうの)」とか「おばちゃん着」とか、あ〜、傷つく。
でもマタニティー、楽だ。。。お腹を締め付けないから、どこも苦しくない。。。



4月13日(火)外で食事しよう!!

今日は朝、無気力体になってしまい、だるかったけど、これは妊娠のせいだけじゃないかな?←低血圧
JUSCO授業を3時間してから、toritoriと茶餐店で中華料理を食べた。これは私にして大躍進!!今まで米線は酸っぱいから食べられたけど、普通の食堂で中華食べようって言うのは、つわり時代にはありえない選択だったのだ。見ただけで目眩がしていた中華料理も、食べられるようになったわ〜!!でも今日はあまり刺激が強くない麻婆豆腐をチョイス。やっぱおいしいね〜!!それに友達と食べると、ご飯食べられる。一人だと、あまり食べない。機会を見つけて人と一緒に食べるようにしようっと!!

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