| ポーレイ茶探求クラス（第2回） | 「ポーレイ茶のマッホウとパイホウについて」・「80年代の生茶」というのが今日の勉強でした。 ポーレイ茶を包んでいる紙の表を見ると「７５３２」1982年などと書いてあります。今日はその意味の説明でした。 ＜マッホウ＞ 例えば７５３２というマッホウは まず最初の「７５」は「75年の製法で作られた。」という意味です。 次の「３」は「3級茶葉」というふうに茶葉の等級を表しています。 最後の「２」は工場の番号です。 「１」＝昆明、「２」＝孟海、「３」＝下關、「４」＝瀾滄、「５」＝宜良 を表しています。 ＜パイホウ＞ ポーレイ茶を出荷するときにそのお茶が今年何回目の生産物かを表します。 例えば５０３というパイホウは 「５」＝75年・85年・95年を表しています。 「０３」＝その年の回数（3回目）ということを表します。 今日は80年代の生のポーレイ茶を中心に飲みました。 ＜時代背景・ポーレイ餅茶製造方法と商売＞ 80年代初期は香港市場にとってポーレイ餅茶の真空時代。中国の内政の問題で香港にポーレイ茶が入ってこなくなりました。しかし1977年に実業家である周氏が南天公司という貿易会社を香港に設立。有名な孟海からお茶を仕入れることができるようになり、また香港にお茶が入るようになりました。 ＜ポーレイ餅茶8582（生茶）と8592（熟茶）・8653＞ 益源貿易公司が南天公司から大量に購入。当時は発酵が進んでいなかったため、人気がありませんでしたが、17年経った今、大変人気のあるお茶になっています。（益源貿易公司は96年に私たちの勉強している茶荘、「新星茶荘」を作りました。） ＜80年代のプーアル餅茶紹介＞ ７５４２・・・（７３青餅） 1985年 雲南孟海 ８５８２・・・（青餅） 1986年 雲南孟海 ８６５３・・・（青餅） 1986年 雲南下關 雲南樟香餅（青餅） 1986年 雲南孟海 ７５４２・・・（青餅厚紙）1988年 雲南孟海 ７５３２・・・（青餅） 1988年 雲南孟海 ７５４２・・・（青餅） 1993年 雲南孟海
紙の見分け方  （↑これを7枚まとめてセットで売っている。年代物なので3枚で9万円なり～新しいものは1枚８０ＨＫ＄くらい。今買っといて20年経ったらすごい価値が上がるかも。投資になるかもよ♪） 餅茶を７枚ひとまとめにして包む紙は年代によって特徴があるので、特徴を覚えれば本物かニセモノかの判断基準にもなります。高価なので偽って売るお茶屋さんもあるそうです。
また、7582は熟茶を作っていたが、生茶を作るようになった。 ＜今日の授業を受けて＞ 今日はマッホウが難しかった。それにころころとかわる単位や包装紙。覚えるのが大変！いまいち理解してないので後でまた聞くつもり。あまりつっこまないでほしいな。（＾＾；）80年代のポーレイ茶は生臭さがなく、熟成したお味が出ていい感じ♪でも年代をさかのぼったポーレイ茶はもっとまろやかですばらしいらしいよ！！これは期待大！！新星茶荘は他の茶荘と違ってポーレイ茶の餅茶でも３０ｇぐらいずつ砕いて買うことができるので高いものでも手が届きやすい。私も買ってみたい！！お試しあれ～！！  |
マッホウ・・・卸売りで注文の際に使うナンバー。 孟海の「孟」という漢字は「孟」偏に「力」と書きます。 新星茶荘がポーレイで有名である由縁♪ 台湾でブーム・・・88年ぐらいになると、鄧時海氏（中国ポーレイ茶学会創会会長）の書いた本の影響により台湾でポーレイ茶ブームが起きました。ポーレイ茶の効能に惹かれたり、実業家の間でコレクションをするのが流行したりして大変な人気になりました。その人気は逆に中国にわたっています。 中国からポーレイ茶が入らなかったときにタイやベトナムで作らせたポーレイ茶が存在した。 |
